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マウスにキーボード、ヘッドセットにコントローラー。ゲーミングPCの背面ポートは、気づけば全部埋まっているものです。そこで候補になるのが、手元にポートを増設できるUSBハブ。選ぶ軸は「デスクに固定できる形状か」「ケーブル長は足りるか」「個別スイッチはあるか」「USB 3.2 Gen1以上に対応しているか」「給電方式はどちらか」の5つで、あとは繋ぐ機器の振り分け方を決めるだけです。この記事では、その5軸での絞り込みと、エレコム・サンワサプライ・Anker・バッファローという実在メーカーを入り口にした探し方を、ツクエビト編集部が整理しました。仕様や在庫は変わるので、最終確認は各商品ページで行う前提で読んでください。
ゲーミングPC向けUSBハブのおすすめと周辺機器の繋ぎ分けの選び方|失敗しないための軸
ゲーミング用途でハブを選ぶとき、ポート数だけ見て決めると設置の段階でつまずきがちです。手元に置いて使う道具なので、「どこに・どう固定して・何を繋ぐか」から逆算するのが近道になります。
①固定方法(クランプ式・マグネット式ならデスクの手元に固定できる)②ケーブル長(PC本体から手元まで届くか)③個別スイッチの有無 ④対応規格(USB 3.2 Gen1以上を目安に表記を確認)⑤給電方式(バスパワーかセルフパワーか)。この5つを先に決めると候補が絞れます。
固定方法|クランプ式・マグネット式ならデスクの手元が定位置になる
クランプ式はデスクの天板を挟んで固定するタイプ、マグネット式はスチール製の面に磁力で貼り付けるタイプです。どちらも「ハブがケーブルに引っ張られて動く」「使うたびに位置を探す」という置きっぱなし特有のストレスを構造で解決する形状で、抜き差しの多いゲーム用途と噛み合います。
クランプ式は挟める天板の厚みが製品ごとに決まっているため、対応範囲の記載は購入前に確かめてください。天板の形状や配線スペースも含めてデスク側から見直したい人は、ゲーミングデスクのおすすめの記事が土台選びの参考になります。
ケーブル長|PCの設置場所から手元までの距離を測る
見落としやすいのがケーブル長です。ゲーミングPCを床置きやデスク下に設置している場合、背面ポートから天板の手元までは意外と距離があります。メジャーで実測してから、商品ページに記載されたケーブル長と照らし合わせる。この一手間だけで「届かない」「余ってだらしない」の両方を避けられます。
個別スイッチ付き|使わない機器だけオフにできる
個別スイッチ付きのハブは、ポートごとにオン・オフを切り替えられる仕様です。ケーブルを抜き差しせずに接続を切り替えられるのが機能上のポイントで、「コントローラーはパッドを使うゲームのときだけ有効にしたい」といった使い方に合います。スイッチの有無は商品ページの仕様欄で確認できるので、候補を絞る条件に加えてみてください。
対応規格と給電方式|USB 3.2 Gen1以上・繋ぐ機器で決める
対応規格は、商品ページの表記にUSB 3.2 Gen1以上とあるかを目安に確認します。世代の書き方は製品ごとに揺れがあるため、対応規格の欄をそのまま読み、不明なら購入前にメーカーの製品ページで確かめるのが手堅い進め方です。
給電方式は、PCのポートから電力をもらうバスパワーと、ACアダプタなどから電力を取るセルフパワーの2方式に分かれます。どちらが上ではなく、繋ぐ機器で決める項目です。考え方は後半の「使うときの注意点」で詳しく扱いますが、給電が必要な機器はセルフパワー側へ回す、が基本の整理になります。
タイプ別の特徴と選び分け(ゲーミングPC用USBハブ)
固定方法を軸にタイプを分けると、自分の机に合う形はかなり具体的になります。構造の違いを表で整理しました。
| タイプ | 構造上の特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| クランプ式 | 天板を挟んで固定する。位置が定まり、片手でも抜き差ししやすい | 抜き差しが多く、デスクの縁を定位置にしたい人 |
| マグネット式 | スチール製の面に磁力で貼り付ける。位置の付け替えがしやすい | デスク周りにスチール面があり、貼る場所を変えたい人 |
| 置き型 | 固定機構を持たず、卓上や机下に置いて使う | 置き場所が決まっていて、固定にはこだわらない人 |
※構造の違いにもとづく一般的な分類です。個々の製品の固定方式・対応規格・給電方式は商品ページでご確認ください。
- 背面ポートに手を伸ばさず抜き差しできる
- 個別スイッチ付きなら接続の切り替えが手元で完結する
- 周辺機器の配線を手元の1本にまとめる整理がしやすい
- 上流の接続1本を複数ポートで分け合う構造になる
- バスパワーではPCのポートから取れる電力の範囲で動く
- PCとの間にケーブルが1本増える
デメリット側の帯域と電力の2点は、繋ぐ機器の振り分けで付き合っていく性質のものです。ここがゲーミング用途の本題なので、このあとの章で順に掘り下げます。
おすすめのゲーミングPC用USBハブ
USBハブは個別の型番の在庫や仕様が変動するため、この章では特定の型番ではなく、実在メーカーであるエレコム・サンワサプライ・Anker・バッファローを入り口に、「そのメーカーのハブを見るとき、商品ページのどこを確かめるか」を整理します。いずれも2026年時点の実在メーカーで、仕様の最終確認はAmazonの商品ページで行う前提です。価格も変動するため、この記事には記載しません。仕事用も含めたUSBハブ全体の比較はUSBハブのおすすめの記事で扱っているので、ゲーミング以外の用途が主なら先にそちらを読むのが近道です。
エレコム|固定方法と対応規格の表記から絞る
エレコムのUSBハブを候補にするなら、検索窓に「エレコム USBハブ クランプ」のように固定方法まで含めて入力し、出てきた商品ページで対応規格がUSB 3.2 Gen1以上か、ケーブル長が手元まで届くかの順に見ていくと判断が速くなります。個別の型番は在庫や仕様が変わるため、ここでは挙げません。
サンワサプライ|実測したケーブル長を条件に固定して見る
サンワサプライを見るときは、先に実測しておいたケーブル長を条件にして探すのがおすすめです。設置場所が決まっていれば候補は自然に絞れて、あとは個別スイッチの有無と給電方式を仕様欄で確かめるだけになります。
Anker|給電方式の記載を仕様欄で確かめる
Ankerのハブを候補にする場合も、確認の軸は同じです。給電まわりを重視するなら、商品ページでバスパワーかセルフパワーか、電源アダプタの扱いがどう書かれているかを探してください。記載が見つからない項目は、購入前にメーカーの製品ページで確かめるのが安全です。
バッファロー|個別スイッチの有無を条件に加える
バッファローで探すなら、「バッファロー USBハブ スイッチ」のように機能名を足した検索も試してみてください。スイッチ付きに絞って比較すると、残る判断材料は固定方法とケーブル長になり、候補どうしの違いが見えやすくなります。
なお、背面ポートにまだ余裕があり、抜き差しの頻度も低い人には、ハブの増設自体が不要なこともあります。「ポートが足りない」「手が届かない」という具体的な不便が出てから選んでも遅くありません。
用途・予算別の選び方
同じゲーマーでも、遊ぶタイトルと机の上の構成で選ぶべきハブは変わります。代表的な3パターンで考え方を示します。
対戦FPSが中心|マウスは直挿しを軸に考える
ポーリングレートの高いゲーミングマウスを使っているなら、マウスだけPC本体のポートに直接繋ぎ、ヘッドセットやコントローラーなど他の機器をハブ側にまとめる振り分けが整理しやすい形です。ハブは上流の接続を複数ポートで分け合う構造なので、通信頻度の高い機器を切り分けておくと、何か不調が出たときに原因を探しやすくもなります。マウス自体の選び方はゲーミングマウスのおすすめの記事で詳しく扱っています。
配信・多デバイス派|セルフパワーを軸に考える
繋ぐ機器が多く、充電しながら使う機器もあるなら、給電が必要な機器をセルフパワー側へ回せる構成を先に決めましょう。バスパワーのハブはPCのポートから取れる電力の範囲で動く仕組みなので、電力を使う機器が集中する使い方とは分けて考えるのが基本です。
卓上をすっきりさせたい派|固定機構を最優先にする
デスクの見た目と作業性を重視するなら、クランプ式・マグネット式のようにデスクへ固定できる形状を第一条件にして、ケーブル長は最短で足りる長さを選ぶ、という順番が向いています。
予算については、価格が変動するため金額の目安はこの記事に書きません。代わりに「固定機構・個別スイッチ・セルフパワーのうち、自分に要る機能はどれか」を先に決めてください。要らない機能を条件から外すだけで、比較する候補と迷う時間を減らせます。
使うときの注意点・お手入れ
遅延が気になるときの考え方
「USBハブを挟むと遅延はどうなるのか」は多くの人が気にする点なので、先に整理しておきます。ハブを挟むと機器とPCの間に経由が1つ増えるのは構造上の事実ですが、それが体感できる差になるかは機器・設定・環境の組み合わせ次第で、ここで断定はできません。遅延が減る・増えると決めつけて機材を組むより、「勝敗に直結する機器は直挿し、それ以外はハブ」とルールを決めて、疑わしいときに切り分けられる状態にしておくほうが実用的です。
給電の繋ぎ分けを決めておく
充電しながら使う機器のように給電が必要なものはセルフパワー側へ、通信が主体の機器はバスパワー側へ。この振り分けを最初に決めておくと、機器が増えたときも迷いません。セルフパワーのハブを使う場合は、電源アダプタの分だけ配線が増える点も設置前に織り込んでおきましょう。
日々の扱いとお手入れ
手元に置く機器はホコリをかぶりやすい位置にあります。使っていないポートまわりを時々乾いた布で拭く、ケーブルの根元を強く曲げたまま固定しない、といった基本の扱いで十分です。接続を頻繁に切り替えるなら、抜き差しを繰り返す代わりに個別スイッチで切り替えるという選択肢もあります。
- PC背面から手元までの距離を実測したか
- クランプ式なら天板の厚みが対応範囲に入っているか
- 対応規格の欄にUSB 3.2 Gen1以上の記載があるか
- 給電方式(バスパワー/セルフパワー)を確認したか
- 個別スイッチの要否を決めたか
- ポーリングレートの高いマウスを直挿しにするか決めたか
- 設置後に全ポートの認識を確かめる段取りがあるか
ゲーミングPC向けUSBハブのおすすめと周辺機器の繋ぎ分けのよくある質問(FAQ)
まとめ|自分に合うゲーミングPC用USBハブを選ぶ
要点を絞り直します。ゲーミングPC用のUSBハブは、①クランプ式・マグネット式などデスクに固定できる形状か、②ケーブル長が実測した距離に合うか、③個別スイッチの要否、④USB 3.2 Gen1以上の対応規格、⑤給電方式、の5軸で絞り込みます。そのうえで、ポーリングレートの高いマウスは直挿し・給電が必要な機器はセルフパワー側という繋ぎ分けを決めれば、候補は数えられる程度まで減ります。
エレコム・サンワサプライ・Anker・バッファローの商品ページで、この5軸の記載を突き合わせるところから始めてみてください。仕様・在庫・価格はいずれも変動するため、最終判断は商品ページの最新情報で行うのが前提です。
候補の比較は、実際の商品ページを並べて見るのが早道です。エレコム・サンワサプライ・Anker・バッファローの現行モデルを、固定方法・ケーブル長・スイッチ・対応規格・給電方式の5軸でチェックしてみてください。
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