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会議の終わりぎわに「ちょっと声が遠いかも」と言われたことがあるなら、話し方より先に見直したいのは口元とマイクの距離です。PC内蔵のマイクは口元から離れた位置にあるため、姿勢が変わると声の届き方も変わります。web会議用のヘッドセットやマイクを選ぶときに効いてくるのは、①マイクが口元の近くに来るか、②どうやってPCとつなぐか、③1時間の会議を何本こなしても平気か、の3点だけ。この記事では、その3軸を先に固めてから候補を絞る手順を、ツクエビト編集部が整理しました。
web会議用ヘッドセット・マイクのおすすめの選び方|失敗しないための軸
商品ページを開く前に、自分の中で優先順位を決めておくと候補が一気に絞れます。見た目が似ていても、会議中の使い勝手を分けるのは次の4点です。
①マイクが口元の近くに来るか
「声が聞き取りにくい」と言われる状況をいちばん直接的に変えられるのが、この軸。アームが伸びて口元にマイクを持ってこられるタイプなら、姿勢が多少崩れても口とマイクの距離が保たれます。逆に本体にマイクが内蔵されているだけのタイプは、頭の動きに合わせて距離が変わりやすい。どちらが正解という話ではなく、会議中に自分がどれだけ動くかで選び分けるのが現実的です。資料をのぞき込む、メモを取る、席を少し引く——そういう動きが多い人ほど、マイク位置が固定されるタイプの恩恵を受けやすくなります。
②接続方式|つなぎ方で会議前の手間が変わる
PCとのつなぎ方は、USB端子に挿すもの、丸型のプラグで挿すもの、ワイヤレスで飛ばすものに分かれます。ここで意識したいのは音質より運用のほう。会議が始まる直前に「充電が切れていた」「PC側の端子が埋まっていた」で慌てないつなぎ方はどれか、という視点です。使っているPCの端子の空き状況と、ハブを噛ませるかどうかを先に確認しておくと、買ってから困りません。
③長時間の装着感は体感差が大きい
装着感だけは、数値を見ても判断しきれない部分です。頭を挟む力の強さ、イヤーパッドの当たり方、重さの感じ方は、頭のサイズや眼鏡の有無、髪型でも変わります。同じ製品でも「軽くて気にならない」と感じる人と「1時間で耳が痛くなる」と感じる人がいるのは自然なこと。だからこそ、返品や交換の条件を購入前に確認しておく、家電量販店で近い形状のものを試着してみる、といった逃げ道を用意しておくほうが確実です。両耳をふさぐタイプが窮屈なら、片耳タイプやイヤホン型も候補に入れておきましょう。
④ノイズキャンセリング マイクは「環境しだい」で考える
ノイズキャンセリング対応をうたうマイクは魅力的に見えますが、効き方は使う環境に左右されます。生活音の種類、部屋の反響、話す人との距離、通話アプリ側の処理——変数が多いので、「これを買えば周囲の音が消える」と考えて選ぶと期待とズレます。実際にどの程度効くかは環境依存なので、対応の有無を確認したうえで、まず物理的にマイクを口元へ近づけるほうを先に手当てするのが順番として無理がありません。機能の詳細や対応範囲は、各メーカーの公式ページで最新の記載を確認してください。
- 会議中に姿勢が動くほうか(動くならマイク位置が固定されるタイプ)
- PCのUSB端子は空いているか、ハブを使うか
- ワイヤレスなら、会議前に充電残量を見る習慣を作れるか
- 両耳をふさいで平気か、片耳や開放的な形状のほうが合うか
- 眼鏡をかけたまま長時間つけるか
- 試着や返品交換の条件を確認したか
タイプ別の特徴と選び分け(ヘッドセット・マイク)
接続方式ごとの違いを、机の上での扱いやすさという視点で整理し直しておきます。優劣ではなく、環境によって向き不向きが入れ替わる、という見方をしてください。
| 接続方式 | つなぎ方 | 電源の考え方 | 取り回し | 確認しておきたい点 |
|---|---|---|---|---|
| USB接続(有線) | PCのUSB端子に挿す | つないでいる間は充電を気にしない | ケーブルの長さの範囲で動く | USB端子の空き、ハブの要否 |
| プラグ接続(有線) | 丸型のプラグを挿す | つないでいる間は充電を気にしない | ケーブルの長さの範囲で動く | PC側の端子形状と、マイク・ヘッドホンの端子が分かれていないか |
| ワイヤレス | 付属レシーバー、または無線でペアリング | 充電が前提。会議前の残量確認が要る | 席を立っても届く範囲がある | 対応する接続方式と、PC・スマホの切り替え手順 |
※各接続方式の一般的な構造をもとにした分類です。個々の製品がどの方式に対応するか、同梱物やペアリングの手順は、各メーカーの公式ページと商品ページでご確認ください。
形状のほうも見ておきましょう。両耳を覆うタイプは音に集中しやすい代わりに、宅配便のインターホンや家族の呼びかけに気づきにくくなります。片耳タイプは周囲の音を拾ったまま会話できるので、家にいながら生活音の中で仕事をする人には都合がいい。イヤホン型は持ち運びとかさばらなさで有利ですが、耳への当たり方が合うかどうかの個人差が出ます。ヘッドセットではなくマイク単体を選ぶ道もあり、その場合は手持ちのイヤホンやスピーカーと組み合わせる前提になります。
- 会議の本数が多く、つけ外しの回数を減らしたい
- スピーカーから出た自分の声の回り込みを避けたい
- マイクと耳をひとつの機器にまとめて、机の上を増やしたくない
- 頭を挟まれる感覚が苦手で、長時間つけていられない
- 会議は週に数回で、そのつど手持ちのイヤホンで足りている
- 録音や配信も兼ねたく、マイク側の自由度を優先したい
おすすめのヘッドセット・マイク(実在メーカーを起点に特徴で比較)
web会議向けの製品は数が多く、検索結果を上から眺めていくと候補が発散します。効率がいいのは、軸を決めたうえでメーカーを入り口にするやり方です。実在するメーカーとしては、ロジクールとRazerが選択肢に入ります。どちらもヘッドセットやマイクを扱っていますが、取り扱いラインアップと仕様は時期によって変わるため、公式ページとAmazonの商品ページで現行の内容を確認してください。
ここで具体的な型番を並べないのには理由があります。型番は世代交代や在庫の入れ替わりが起きやすく、記事に書いた瞬間から情報が古くなっていくためです。2026年時点の一例として名前を挙げても、仕様や販売状況は要確認、というのが正直なところ。それよりも、商品ページで見る順番を決めておくほうが再現性があります。
①マイクがアーム式か内蔵か(口元まで持ってこられるか)/②接続方式と、自分のPCの端子が合っているか/③形状は両耳・片耳・イヤホン型のどれか、頭や耳への当たり方の説明があるか/④ミュートボタンや音量調整が本体側にあるか。ひとつでも自分の条件から外れたら次の候補へ、と機械的に判断していくと短時間で絞り込めます。
マイク単体を選ぶ場合も、考え方は同じです。机に置くのか、アームで浮かせるのか、どの端子でつなぐのか、手元でミュートできるのか。置き場所が決まらないままマイクを買うと、キーボードの打鍵やマウスの操作音を拾いやすい位置に居座ることになります。打鍵音そのものを抑えたい人は、静かなキーボードの選び方もあわせて見ておくと、マイクだけで解決しようとする遠回りを避けられます。
上の4項目を持ったまま、Amazonのヘッドセット・PCマイクのカテゴリで候補を見比べてみてください。
用途・予算別の選び方
結論から言うと、同じ「web会議で使う」でも、会議の本数と部屋の状況で最適解は入れ替わります。代表的な4パターンで整理します。
一日に何本も会議があるテレワーク中心の人:つけっぱなしにできる装着感を最優先に。充電のことを考えたくないなら有線、席を離れる用事が多いならワイヤレス、と接続方式を先に決めると候補が半分になります。
会議は週に数回、ふだんは音楽も聴く人:ヘッドセット専用にせず、手持ちの機器+マイク単体という構成も検討の余地があります。
家族の生活音が入りやすい部屋で働く人:ノイズキャンセリング対応の有無より先に、マイクが口元まで来る形状かどうかを見てください。声が近ければ、相対的に周囲の音は小さく届きます。
自宅と別の場所を行き来する人:持ち運びのしやすさと、ケーブルや付属レシーバーを失くさない収納のしやすさが効いてきます。
予算については、金額の目安をここで示すことはしません。価格は時期や在庫で動くためです。代わりに考えたいのは「どの機能まで足すか」という順序。マイクの位置と接続方式は毎日の使い勝手に直結するので優先度が高く、手元コントローラーやマルチポイント的な切り替え、装飾的な照明といった要素は、自分の使い方で本当に出番があるかを一度想像してから足すと無駄が出にくくなります。逆に、会議が月に数回しかなく、いまの環境で相手から指摘を受けていないなら、無理に買い替える必要はありません。
使うときの注意点・お手入れ
買ったあとに「そういえば」となりやすいポイントを先に潰しておきます。
マイクの向きと位置は、つけるたびにずれます。通話アプリのテスト機能や録音で、自分の声がどう届いているかを一度でも聞いておくと、当日の不安が減ります。PCの設定で入力デバイスが内蔵マイクのままになっていないかも、ヘッドセットを挿した直後に見ておきたいところ。ワイヤレスなら、会議の前に残量を見る習慣とセットで運用してください。
ケーブルの取り回しも地味に効きます。有線タイプを追加すると、机の上のケーブルが1本増える。すでにモニターや充電器のケーブルで足元が混雑しているなら、導入のタイミングでルートごと見直すのが手っ取り早い解決策です。デスク全体の組み立て方から整理したい場合は、在宅ワークの環境づくりの記事で機材の配置の考え方をまとめています。
お手入れは、通電を切ってから行うのが大原則。プラグやUSBケーブルを抜き、ワイヤレスなら電源をオフにした状態で、イヤーパッドやマイク周りのほこりを乾いた柔らかい布で落とします。肌に触れる部分は皮脂が付きますが、部品を外して洗えるかどうか、アルコールを使っていいかどうかは製品ごとに扱いが違うので、自己判断せず取扱説明書の記載に従ってください。交換用のイヤーパッドが用意されているかどうかも、長く使うつもりなら購入前に見ておくと安心につながります。
web会議用ヘッドセット・マイクのおすすめのよくある質問(FAQ)
まとめ|自分に合うヘッドセット・マイクを選ぶ
迷ったときに戻る場所は3つです。マイクが口元まで来る形状か、自分のPCと会議スタイルに合う接続方式か、そして1時間つけていられる装着感か。この順番で見ていけば、製品数の多さに引っ張られずに候補を絞れます。ノイズキャンセリングのような機能は、効き方が環境に左右される前提で「あれば助かる要素」として扱うくらいがちょうどいい塩梅。仕様や在庫は変わっていくので、最終的な確認は各メーカーの公式ページと商品ページでどうぞ。
机まわり全体から見直したい人は、配置と作業姿勢の考え方をまとめた記事から読んでみてください。
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